介護に興味がある貴方も、介護職員の貴方にも参考になるような内容になると思います!
中にはドラッグストアで
「介護用品を売るために取得したい!」
って人もいるようです!
介護系にはキャリアアップをする王道が存在します。
【介護職員初任者研修(ヘルパー2級)】→【介護福祉士】→【介護支援専門員(ケアマネ)】
です。
介護職に興味がある貴方は介護職員初任者研修から取得することになると思います。
しかし今回は【キャリア(経歴)アップ】だけではなく【スキル(能力)アップ】も含めた資格紹介です。
まず資格を選択する上で知っておかなければならないことがあります。
それは資格の種類です。
資格は認定している機関によって
【国家資格】・・・国が認定する資格。
【公的資格】・・・都道府県、市町村が認定する資格。
【民間資格】・・・協会、法人、民間団体等が認定する資格。
の3種類に分けられます。
更に【国家資格】はその特徴から
【名称独占資格】・・・資格所持者しか名乗ってはいけない。
【業務独占資格】・・・資格所持者しか行ってはいけない。
に分かれます。
これらを踏まえた上で、様々な資格を紹介します。
<国家資格>
【介護福祉士】
● 受験条件 : 実務3年以上 又は福祉・介護関連学校の卒業
● 試験 : 筆記試験+実技試験(免除も有)+実務者研修の講習
(既に実務者研修資格を取得している人は免除)
● 特徴 : 名称独占
※介護福祉士は介護現場で働いている人にとってはキャリアとしては必須と言える王道の資格です。
【実務者研修教員】
● 受験条件 : 実務5年以上の介護福祉士 又は
大学や専門学校の講師以上 など
● 試験 : 講習会
● 特徴 : なし
※資格と言うかスキルアップの講習会で、修了証がもらえるだけです。
介護福祉士受験のために実務者研修が必須になります。
その研修生に指導・教育を行うためのスキルを身に着けるためのモノです。
【社会福祉主事任用資格】
● 受験条件 : 養成機関卒業 又は 専用講習会受講 など
● 試験 : 特になし
● 特徴 : なし
※あまり詳しくはないので?な部分もあります。
資格と言うか、任用のための資格とのことで、証明書等の発行もないようです。
施設等で相談員として就職するためには必要なようです。
【社会福祉士】
● 受験条件 : 相談員としての実務4年以上 又は福祉大学卒業 など
● 試験 : 学科試験
● 特徴 : 名称独占
※これも詳しくはありませんが、医療、福祉、家族、地域等の違った立場の者達を繋げたり、相談に乗るための資格です。
【精神保健福祉士】
● 受験条件 : 社会福祉士と同様 又は 社会福祉士取得者
● 試験 : 学科試験
● 特徴 : 名称独占
※これまた詳しく知りません。
精神福祉に特化している相談員のようです。
<公的資格>
【介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)】
● 受験条件 : 特になし
● 試験 : 講習+研修
※無ければ無いで問題ないのですが、あればあるに越したことはない。
こんな感じの位置づけ資格です。
【実務者研修(旧ヘルパー1級)】
● 受験条件 : 特になし
● 試験 : 講習+研修
※この資格を持っていないと、介護福祉士試験合格後にこの資格を取得するのと同等の研修が必要になります。
そのため介護福祉士を取得する前段階の資格って感覚です。
形式的にはサービス提供責任者になれます。利用者に痰を出させるための行為が出来ます。
そのため、一部業務独占でもありますが、形式的なものです。
【介護支援専門員(ケアマネージャー)】
● 受験条件 : 福祉・医療系国家資格保有者は実務経験5年以上
指定の資格無保有者 実務経験10年以上
● 試験 : 学科試験
※ケアを行うためのプラン立案や観察するモニタリング、公的機関や施設、家族、民生委員等との連絡役、施設の紹介や割り振り等も行うようです。
<民間資格>
【移動介護従事者(ガイドヘルパー)】
● 受験条件 : 特になし(団体によっては介護福祉士資格)
● 試験 : 講習
※様々な心身障害の違いに対応した移動介助に特化した資格です。
【介護予防運動指導員】
● 受験条件 : 介護福祉士、社会福祉士など保有者
● 試験 : 講習
※体のケア指導を行うことで介護が必要にならないよう支援する資格のようです。
【健康予防管理専門士】
● 受験条件 : 特になし
● 試験 : 学科試験
※栄養や生活習慣の観点から介護が必要にならないよう支援する資格です。
【介護用具専門相談員】
● 受験条件 : 特になし
● 試験 : 講習
※名称のまんまです。
介護用品についての専門家です。
介護用品事業者は2名以上この資格保有者を雇っていなければならないそうです。
【福祉住環境コーディネーター】
● 受験条件 : 特になし
● 試験 : 学科試験
※バリアフリー住宅へのアドバイスや介護用品についてのアドバイスも幅広く行えるようです。
【高齢者コミュニケーター】
● 受験条件 : 特になし
● 試験 : 講習
※難聴や認知症の高齢者との話し方、傾聴の仕方に特化した資格のようです。
<おまけ>
【行政書士】
● 国家資格
● 受験条件 : 特になし
● 試験 : 学科試験
● 特徴 : 業務&名称独占
※日常的なトラブルや公的手続きの相談窓口。
街の法律家って感じの資格です。
行政や各種機関との橋渡し、届出や不服の申し立て、法律相談等々を総合的に行えます。
介護だけでも生活保護関係、介護度申請関係、保険関係、後見人関係、遺産、遺言、道路使用許可申請、介護施設開設の手続き、定款変更、職務規定作成、その他各種届出全般を行えます。
いかがでしたか?二重作英雄
キャリアとして見た場合には民間資格は不要です。二重作巡査
しかし、特化したスキルを身に着ける意味では民間資格はかなり有意義です。
興味があれば検討してみてはいかがでしょうか?鑑識
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